構造設計
Structural design
構造設計部の業務
基本設計
STEP01現地調査

・地盤
・既存建物
・周辺環境
・既存建物
・周辺環境


STEP02構造計画

・柱梁の配置
・仮定断⾯
・プランに合
わせた計画
・仮定断⾯
・プランに合
わせた計画


STEP03構造計算

・構造計画の検証
・柱梁配置の検証
・仮定断面の検証
・柱梁配置の検証
・仮定断面の検証


STEP04構造図作成

・伏図
・軸組図
・断⾯リスト
・軸組図
・断⾯リスト
実施設計
STEP01構造図作成

・詳細検討
・計算書のまとめ
・計算書のまとめ


STEP02構造図作成

・鉄⾻詳細図や
配筋詳細図等
・意匠、設備、
電気との調整
配筋詳細図等
・意匠、設備、
電気との調整


STEP03構造図作成

・申請対応
⼯事監理
無事確認申請が下りれば、作成した設計図で現場スタート

・鉄⾻製品検査、配筋検査etc
構造設計ってどんなお仕事?
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私たち、構造設計部に所属してますけどそもそも「構造設計」ってどういうお仕事なんですか?

建物の⾻組みを設計して法令、基準にのっとった構造図⾯や計算書を作成することだよ。

それってつまり…??

学校の授業でもM 図、Q 図などの応⼒図はよくみたよね。 授業の時は⼿計算で作成していたけれど、実務のときは構造計算ソフトを使⽤してそれらを作成するよ。正しい形状、正しい荷重を⼀貫計算ソフトに⼊⼒すると、こんなに⼤きい架構でも応⼒図が⼀気に出てくるんだ。

⻑期応⼒時曲げモーメント図

短期応⼒時曲げモーメント図

すごい!!じゃあ、ソフトの⼊⼒さえ完璧にできていれば構造設計は終わりってことですか?

ここからが構造設計の頑張りどころ!
この応⼒図が想定した応⼒か、変形や断⾯、建物全体の耐⼒が要求性能を満⾜しているかを⾒極めることが⼀番⼤切なことだよ。他にもソフトでは計算しきれない⼆次部材や基礎など、別途検討をしなくてはいけない部材もあるからね。

ソフトの出⼒をすべて信じてはいけないってことですね。

また、構造「設計」というからにはちゃんと建てられる建物を設計しないといけないよね。そのためには意匠や設備・電気など、他のプロパーとの納まりを考えていくことも重要なんだ。

具体的にはどんなことをするんですか?

PDS には意匠・構造・設備・電気がそろっているからそれぞれ3D モデルを作成し、重ね合わせて実際の納まりを検討するんだ。

BIM モデルによる構造・設備重ね合わせ

梁とダクトが重なってますね!!

今回は梁成を⼩さくして梁下にダクトを通して解決しているね。

梁成、⼩さくして⼤丈夫なんですか…??

⼤丈夫なように、鉄⾻造ならフランジ厚を厚くしたり、鉄筋コンクリート造なら鉄筋を増やしたりして、対応しているよ。

こうやって各プロパーで協⼒していい建物が作られるんですね。

建物の工事中は、設計図書通りに建物が造られているのかを確認してゆく工事監理という業務も行うよ。